「会場混雑のため、万歳等の大声を発することはお控えください」
2月23日、2.4℃の氷雨のなか、皇居で行われた天皇誕生日の一般参賀に約1万3000人が集まった。
「陛下は能登半島地震の被災者への思いが強く、一般参賀の実施にも慎重だったといいます。そのお気持ちを受け取った宮内庁は、大声での万歳を控えるようアナウンスを繰り返していました。またいまだコロナにも敏感で、密を避けるため地面にテープを貼って、参賀者の立ち位置を指定する念の入れようでした」(皇室担当記者)
誕生日の記者会見でも、陛下は「国民と苦楽を共にする」とおっしゃった。たしかに皇室は、災害やコロナ禍などの苦難において国民に寄り添ってきたが、「苦」ばかりでなく「楽」も共にしたいと思う国民は多いのではないか。
その証拠に、度重なるアナウンスにもかかわらず、現場では「天皇陛下万歳!」はもちろん、「愛子さま~」という大声が多く聞こえてきた。
「薄いラベンダー色のドレスと帽子をお召しの愛子さまは、皇族方の中でもひときわ目立っていました。堂々としたお振る舞いが美しく、輝いて見えましたね」(参賀者)
そのまぶしさと同じくらい、皇室の未来も明るくあってほしいものだ。
『週刊現代』2024年3月9日号より
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