青森公立大の香取薫学長(70)から暴言などのパワーハラスメントを受けたという相談が複数の教職員から寄せられ、公立大が内部調査を行っていることが28日、わかった。
公立大によると、寄せられた相談は、香取学長が採点ミスをした教員に暴言を吐いたり、教職員から決裁を求められた際にテーブルを蹴ってどなったりした内容という。
香取学長は、学内のハラスメント防止対策委員会の委員長も務めている。相談を受け、公立大は昨年12月、香取学長を外した上で、委員会が調査を開始したという。
公立大事務局は「現在も調査中のため、香取学長の言い分など詳細は明らかにできない」としている。