北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で先月、ボランティアによって見つけられた頭がい骨が、
行方不明者のDNA型と一致したことがわかりました。
2022年4月、知床沖で乗客・乗員26人を乗せた観光船が沈没した事故で、
8月、知床岬近くの啓吉湾で、ボランティアによる行方不明者の捜索が行われ、
頭がい骨のほか、ジーンズやスニーカーなど女性用の衣類が見つかっていました。
見つかった頭がい骨について、北海道警察がDNA鑑定を進めていましたが、海上保安庁によりますと、
9月2日、この事故による行方不明者の1人とDNA型が一致したということです。
また、行方不明者の家族にはすでに連絡しているということです。