宅配大手、「佐川急便」の社員の男が面識のない顧客の女性に「会いたいからデートしよう」などと繰り返し電話をかけ、ストーカー行為をしたとして警視庁に逮捕されました。
「佐川急便」の社員で、東京・港区の営業所に勤務していた都木徹信容疑者(38)は、今年9月5日から11日の間、面識のない30代の顧客の女性の携帯電話に8回にわたり非通知で電話をかけ、「俺誰か分かる?」「会いたいからデートしよう」などと卑猥な言葉をかけ、ストーカー行為をした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、都木容疑者は顧客記録から管轄外のエリアに住む女性の携帯電話番号を入手し、不在着信を含め40回ほど電話をかけたということです。都木容疑者の自宅からは大量の顧客情報を印刷した紙が押収され、複数の顧客の女性に電話をかけたとみられています。
取り調べに対し容疑を認めたうえで、「電話をかけた回数は多すぎて覚えていない」と話しているということです。