ホテルチェーン大手の東横インが2025年6月16日、提携サイトに提供しているホテル空室枠が一部、海外予約サイトで「転売」され、トラブルが生じているとして公式サイトで注意を呼びかけた。
同社は「【注意喚起】一部の海外予約サイト(Agoda等)ご利用時のご注意事項」と題したお知らせを掲出した。「昨今、弊社が提携サイトに提供している空室枠が、一部のエージェントによって、海外予約サイト(Agoda等)で転売されており、以下のようなトラブルが発生しています」とし、下記のように説明している。
そのうえで「一部の海外予約サイト(Agoda等)」からの予約については、客自身で予約サイトに問い合わせるよう案内した。ホテルに連絡をしても、手続きの関係上、予約の確認・変更・キャンセル(クレジットカードでの事前決済を含む)が出来ないという。
「お客さまにはご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と伝えている。
発表はXでも拡散され、「東横インも激おこじゃん…『Agoda等』と名指しがジワる」「自分自身も1回予約できてなかったことがあった」「ホテルも転売か。。。」といった声が上がっている。
なお、東横インは公式サイトで、客室料金を頻繁に変動させない「原則ワンプライス」のポリシーを掲げ、「いつでも公式サイト予約が最安値」としている。