衆院予算委員長に就任した立憲民主党の枝野幸男元代表が2025年11月8日にXで、7日に行われたという「初めての試み」を明かした。これに、「そんなこともやってなかったんですか」といった驚きの声が寄せられている。
枝野氏は「お気づきでしょうか?」と問いかけ、「昨日の予算委員会では初めての試みとして、午後、4時間続く質疑の途中に10分間の休憩を設けました」と明かした。
「当日の朝、政府から与党を通じて要請があり、前列はありませんでしたが、健康・体調管理の観点から各党派の了解を得て試行したものです」(原文ママ)と説明した。
これまでも「トイレ等で一時退席すること」は認められていたとするが、「質問の集中する総理と、進行を司る委員長は、退席しにくいのが正直なところ」という。「とりあえず昨日だけの限定で試行しましたが、今後も取り入れることができるかどうか、各党派の皆さんと相談してまいります」と、今後の方針について伝えた。
これに、「初めての試みで4時間のうち10分のみ休憩…?」「今までトイレ休憩等がないのが異常」「そんなこともやってなかったんですか」「10分は短いよ! 休憩も仕事と同じくらい大事です」といった驚きの声が寄せられている。
枝野氏は25年10月21日に予算委員長に選出。その前は立憲の安住淳氏が務めており、これは約30年ぶりの野党からの就任だった。それ以前は、予算委員長は与党議員が務めていた。