性加害で辞任 ENEOS元会長の「銀座では普通だよ、こんなの」発言で銀座は大迷惑

石油元売り最大手ENEOSホールディングスは21日、杉森務元会長グループ最高経営責任者(CEO)が8月に急きょ辞任した理由は、女性への不適切行為だったと明らかにした。「デイリー新潮」は同日、辞任の裏に沖縄でホステスへの狒埓筬畧加害があったと報じていた。先月も俳優の香川照之が銀座クラブでの蛮行を報じられたばかり。杉森氏も「銀座では普通」などと言って女性に迫ったといい、コロナ禍からの復活を目指す銀座にとって大きなとばっちりだ。
「デイリー新潮」によると、杉森氏は今年7月に訪れた沖縄県那覇市の繁華街・松山にある高級クラブのVIPルームで、初対面の30代の女性ホステスにキスを強要。別のホステスにも同様の行為を働いたという。
杉森氏の行為はキスだけにとどまらず、ホステスのドレスを無理やり脱がせて上半身を裸にさせるなどの蛮行におよび、泣き崩れたホステスは病院で肋骨骨折など全治2週間の診断を受けたという。刑事事件になってもおかしくないだけに、日本最大手の石油元売り企業のトップを辞任したのは当然だろう。
財界に詳しい経済評論家は杉森氏について「典型的なサラリーマン経営者でリスクを避ける傾向にあり、投資家から同社関連の株は狄欧燭り銘柄瓩蕃葫蕕気譴襪曚鰭照修藁匹なかった。近年は経産省が石油元売り業界に対して再編圧力をかけてきたが、それを中心になって推進してきたのがENEOSホールディングス。お上の言いなりになることにストレスがあったのかもしれない」と話す。
とはいえ、どんな理由があろうとも、性加害はあってはならない。しかも、骨折させるほどのケガを負わせたとなればなおさらだ。
ホステスへの性加害といえば先月、俳優の香川照之が銀座のホステスに対してキスを強要したりブラジャーを外して胸を撫でまわすなどしていたことが明らかになり、謝罪に追い込まれたばかりだ。
杉森氏の狠很申瓩箸覆辰燭里浪縄での蛮行だったが、ホステスに対し「銀座では普通だよ、こんなの」などと言って蛮行におよんだとも報じられており、コロナ禍で客足が遠のいたどん底からの回復を目指す銀座にとっては大きなとばっちりだ。
「ホステスへの性加害が銀座で普通なわけがない。杉森氏の発言が事実なら、銀座の高級クラブのイメージを悪くする最低の行為。コロナで売り上げが大幅に減って以前ほど客足が戻らないなか、今や銀座のホステスたちのなかにはバイトをする人たちも出てきて、かつてほど魅力的な職業ではなくなっている。そこへきて銀座の名を汚すようなニュースが相次ぎ、現在の銀座を支えている常連たちも大手を振って遊びづらくなる」(銀座事情に詳しい関係者)
復活を期す銀座に限らず、全国の繁華街のホステスにとっても、健全に遊びたい紳士にとっても、杉本氏の行為は迷惑千万だ。