宮城県の仙台育英高校の空手道部員が6月、遠征先で飲酒していたことがわかった。
酒は保護者が購入していた。
仙台育英学園事務局によると、飲酒したのは空手道部員9人。
9人は6月25日夜、遠征先である岩手・盛岡市のホテルの部屋で、酒を飲んだという。
酒は、部員から頼まれた保護者が、監督から金を受け取り、購入してきたという。
このおよそ1カ月後、学校側に外部からの通報があり、問題が発覚。
学校は、飲酒した部員9人を停学処分とし、監督を停職処分とした。
9人は退部したという。
今回の問題について、仙台育英学園は、8月1日に県に報告している。
仙台育英高校のウェブサイトによると、空手道部は、4月の全国高等学校空手道選抜大会で、男子団体組手で5位入賞、男子個人組手で3位になっている。