大日本印刷とＤＮＰフォトイメージングジャパンは、全国に約７４００台設置している「Ｋｉ－Ｒｅ－ｉ」に続く証明写真機の新たなラインアップとして、「ＩＤ－Ｓｐｏｔ」約２０００台を、１１月から来年９月にかけて、国内で順次展開していく。これにより、両社が全国に設置する証明写真機は９４００台となり、そのうち、マイナンバーカード申請が可能なネットワークに接続した証明写真機は８５００台と全体の９０パーセントになる。ＳＮＳではマイナンバーカードの申請サービスが搭載されている証明写真機が話題になり、注目を集めている。
２００６年から展開している「Ｋｉ－Ｒｅ－ｉ」は、簡単に高品質で撮影できる証明写真プリントサービスをはじめ、マイナンバーカードの申請サービスや、社員証・会員証などの作成に向けて顔写真を収集するサービスなど、多様な機能を拡張してきた。
政府が２４年度秋をめどに健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を示したことを受け、ＳＮＳにも「マイナンバーそこら辺にある証明写真自動のやつで申請したった」「保険証なくなると困るので、マイナンバーの申請してきた 証明写真機から直接申請は楽だった」「『証明写真機Ｋｉ－Ｒｅ－ｉ』で直接申請したった」といった報告が寄せられている。同時に「マイナンバー申請しよかな～写真撮って申請したくなってきたｗ」「証明写真撮影機でマイナンバー申請できると聞いて 知らなかった…」と、この機能に関心を向けるネットユーザーも散見された。