電気約8000円分を電力会社に無断で使ったとして福岡県警は16日、福岡市
東区多々良1丁目、無職鹿野克世容疑者(30)を盗みの疑いで逮捕した。
共犯の疑いで住居不定、無職伴憲治容疑者(25)も11日に逮捕している。
両容疑者は交際中で「生活費に困っていた」と話しているという。
東署の調べでは、両容疑者は電気料金の滞納で電気の供給を止められ、電気を
盗むことを計画。昨年10月28日、鹿野容疑者宅の電力量計から切断された電気
供給線を電力会社に無断で接続し、11月5日までに308キロワット(6807円
相当)を盗んだ疑い。
11月6日に電力量計が撤去されると、近くの空き家から電力量計(8340円相当)
を盗んで取り付け、20キロワット(436円相当)を盗んだ疑い。7日にこの電力量計
も取り除かれると、電気供給線を同じアパート1階の空室の屋外コンセントに直結し
同月12日までに28キロワット(622円相当)を盗んだとされる。