銃撃容疑者描いた映画を緊急上映 足立氏、国葬に合わせ特別版

映画「REVOLUTION+1」より
日本赤軍の元メンバーで映画監督の足立正生氏(83)が今夏、安倍晋三元首相銃撃事件の山上徹也容疑者(42)をモデルにした新作を撮った。本編の公開は年末以降の見通しだが、27日の国葬に合わせ特別版(約50分)を緊急上映する。足立氏は「容疑者を英雄視してはいけないが、彼の内面に迫りたかった」と話す。
タイトルは「REVOLUTION+1」。事件発生直後に「容疑者がなぜ事件を起こそうと決心したのか、映画で表現したい」と思い立った。井上淳一氏と共同で脚本を書き、8月下旬から9月上旬にかけ撮影した。
山上容疑者をモデルにした「川上」を演じたのは俳優のタモト清嵐さん。
取材に応じる映画監督の足立正生氏=21日、東京都新宿区