投資詐欺事件の被害者に「損失を回収する」などと嘘を言って、84歳の男性から金をだまし取ったとして男ら5人が逮捕されました。
水野歩容疑者(33)と内川建人容疑者(28)ら5人は去年12月、神奈川県の男性に「投資で損失を出していませんか。返金手続きのために供託金が必要になります」などと持ちかけ、現金150万円をだまし取った疑いが持たれています。男性は、東京の医療法人「真匡会」を巡る投資詐欺の被害者でした。同じ手口による被害額は、全国で4000万円に上るとみられています。警察の取り調べに対し、水野容疑者ら5人は「被害者をだましたことはない」などと容疑を否認しています。