沖縄高専教員、酒気帯び運転容疑 「調味料は飲んだが」大野良和容疑者

 酒気帯び状態で運転し、車に衝突して3人に軽傷を負わせたとして、沖縄県警名護署は15日、宜野座村惣慶(そけい)、国立沖縄高専教員大野良和容疑者(32)を、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕し、発表した。

 署の説明では、大野容疑者は14日午後11時20分ごろ、名護市世冨慶(よふけ)の国道329号で、酒気帯び状態で乗用車を運転。対向してきた乗用車に衝突し、20代の男性運転手ら3人に軽傷を負わせた疑いがある。

 署によると、呼気検査の結果、基準値の約2・5倍のアルコールが検出された。大野容疑者は自動車運転処罰法違反容疑は認めているが、酒気帯び運転については「コーレーグース(島唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料)は飲んだが、酒は飲んでいない」と否認しているという。