あおり運転で逮捕の男、弁解録取書破る 「手がすべった」容疑否認 千葉・我孫子川上秀武容疑者

あおり運転で逮捕後、弁解録取書を破ったとして、千葉県警我孫子署は8日、暴行と公文書毀棄の疑いで、同県白井市白井の自称無職、川上秀武容疑者(42)を逮捕した。暴行については「相手がぶつかってきた」、公文書毀棄については「手がすべった」などと話し、容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、同日午前9時半ごろ、同県我孫子市栄の県道で、柏市の大学4年生の男性(21)の乗用車を、1・3キロにわたって執拗に追い、同市柴崎の国道6号で、大学生の車に隣のレーンから川上容疑者が運転する乗用車を故意にぶつけたとしている。大学生に大きなけがはなかった。

 また、同10時40分ごろ、あおり運転の暴行容疑の取り調べを同署で行い、弁解録取書を確認する際、「見せて」と手に取り、破ったとしている。