去年6月、長野県松本市の住宅の庭の木に火を点けたとして、市内の高校生と愛知県の大学生の2人が器物損壊の疑いで逮捕されました。2人の接点は「SNS」とみられています。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、松本市の16歳の男子高校生と、愛知県の大学生・石川尚澄容疑者(23歳)です。
警察によりますと去年6月3日の未明、松本市小屋南の住宅の庭にあった立ち木に火を点け、一部を焦がした疑いです。警察は2人の認否について明らかにしていません。
愛知と松本市、2人の容疑者の接点は…。
(記者リポート)
「2人はSNSで知り合って犯行に及んだということです」
警察によりますと、2人はSNSで知り合い、現場付近を知っている男子高校生が犯行を主に企て、石川容疑者が火をつけた実行役とみています。
また男子高校生は、不審火の直後に「火を点けた男を見た」と通報しており、警察は犯行の動機などを詳しく調べる方針です。
近所の住民:
「不安だったので解決に近づいているのはうれしい」
この事件の9日後には、隣の家の庭の草が燃える不審火もあり、警察はこれも2人の犯行とみて、詳しく調べています。