18日午後1時ごろ、東海道新幹線の名古屋―豊橋間で停電が発生し、東京―新大阪間の上下線で一時運転を見合わせた。JR東海によると、午後5時から順次運転を再開したが、乗客は4時間余り車内で足止めされ、各地の駅では運転再開を待つ人たちで混雑した。
【薄暗い中、トイレに長い列ができた車内の様子】 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」の取材のため、新大阪駅から東京駅に向かっていた記者も影響を受けた。 乗車していた「のぞみ18号」は午後1時ごろ愛知県内でいったん停車。動き始めた約10分後に同県岡崎市付近で再び止まり、車内も停電した。午後2時すぎに相当な時間がかかるとのアナウンスがあると、あちこちからため息が漏れた。

空調が止まり、水洗トイレも使えなくなり、午後3時半ごろ、簡易トイレが設置され、多い時で30人くらいの列ができた。午後4時すぎ、簡易トイレがなくなった旨の情報が流れると「早く言ってよ」という叫び声が上がった。 車内の室温が上がって暑くなった時もあったが、連結部分のドアを少し開けたことで、少し肌寒さも感じた。 午後5時10分ごろに電源が復旧し、新幹線は動き始めた。途中の豊橋駅に一時停車するなど、通常通りの運転とはいかず。記者も予定を変更して午後6時40分すぎ、品川駅で下車した。 新大阪駅を出たのが午後0時10分ごろ。新幹線に6時間半も乗車したことになる。腰痛持ちでもないのに、腰はめちゃくちゃ痛い。トイレを心配して、水分や食事も控えたので、喉は乾いておなかも減った。足は冷えてしまった。 「M―1」の敗者復活戦の取材はできず、決勝戦が行われる東京・六本木のテレビ朝日に向かった。 一方、JR新大阪駅も停電の影響でごった返した。構内では切符の払い戻しを求める人たちが窓口前で列を作り、駅員らがホームに集まった人などの導線を確保するため対応に追われた。SNS(ネット情報サービス)では「新大阪駅めちゃくちゃになってる」「帰れない」などの投稿が相次いだ。【谷口豪、隈元悠太】
漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」の取材のため、新大阪駅から東京駅に向かっていた記者も影響を受けた。
乗車していた「のぞみ18号」は午後1時ごろ愛知県内でいったん停車。動き始めた約10分後に同県岡崎市付近で再び止まり、車内も停電した。午後2時すぎに相当な時間がかかるとのアナウンスがあると、あちこちからため息が漏れた。
空調が止まり、水洗トイレも使えなくなり、午後3時半ごろ、簡易トイレが設置され、多い時で30人くらいの列ができた。午後4時すぎ、簡易トイレがなくなった旨の情報が流れると「早く言ってよ」という叫び声が上がった。
車内の室温が上がって暑くなった時もあったが、連結部分のドアを少し開けたことで、少し肌寒さも感じた。
午後5時10分ごろに電源が復旧し、新幹線は動き始めた。途中の豊橋駅に一時停車するなど、通常通りの運転とはいかず。記者も予定を変更して午後6時40分すぎ、品川駅で下車した。
新大阪駅を出たのが午後0時10分ごろ。新幹線に6時間半も乗車したことになる。腰痛持ちでもないのに、腰はめちゃくちゃ痛い。トイレを心配して、水分や食事も控えたので、喉は乾いておなかも減った。足は冷えてしまった。
「M―1」の敗者復活戦の取材はできず、決勝戦が行われる東京・六本木のテレビ朝日に向かった。
一方、JR新大阪駅も停電の影響でごった返した。構内では切符の払い戻しを求める人たちが窓口前で列を作り、駅員らがホームに集まった人などの導線を確保するため対応に追われた。SNS(ネット情報サービス)では「新大阪駅めちゃくちゃになってる」「帰れない」などの投稿が相次いだ。【谷口豪、隈元悠太】