【ワシントン時事】米海洋大気局(NOAA)は15日、太平洋戦争のミッドウェー海戦が行われた海域で、沈没した旧日本海軍の空母「赤城」を国際研究チームが初めて調査したと発表した。
公開された動画では、深海の底に横たわる朽ちた赤城の船体や砲身が確認された。
1942年6月のミッドウェー海戦で米軍と戦った日本軍は、空母4隻などを失う大敗を喫し、戦争の転機となった。海戦では日米合計で3418人が戦死した。
今回調査されたのは赤城のほか、空母「加賀」と米空母「ヨークタウン」の3隻。いずれも海戦で沈没し、水深5000メートル以上の海底にある。赤城は2019年に民間の調査で発見されていた。
国際研究チームは9月8~12日に探査船と遠隔操作潜水艇を使って調査を実施。帝京大や東海大などの研究者も参加した。3回にわたる潜水で、約14時間かけて赤城の損傷程度などを調べた。加賀やヨークタウンの詳しい調査も珍しいとされる。