名古屋高速道路で大型バスが横転し炎上した事故で、バスの運行会社「あおい交通」(愛知県小牧市)の松浦秀則社長ら幹部は23日、記者会見し「事故で亡くなられた方、けがをされた方に心よりおわび申し上げます」と陳謝した。
事故現場は「大変気を使う場所」 横転のバス事業者 松浦社長はバスが分離帯に衝突していることから「当然、運転手のミスがあったと考えている」と述べた。運転していた社員の大橋義彦さん(55)は約8年7カ月の運転手歴があった。「寡黙だが、仕事は真面目で遅刻や無断欠勤はない。急な仕事も快く引き受けてくれた」という。

車内にはドライブレコーダーが搭載されていたが、激しく炎上するなどしたため、記録された映像が焼損して確認できない可能性があると説明。運転手に持病はなく、乗務前のアルコール検査や検温でも異常は見つからなかったという。 また、同社が事故の直後に乗客の一人から連絡を受け、状況を聞き取っていたことも明らかにした。「気付いたらバスが転倒し(衝撃で割れた)窓ガラスから車外に出たと話していた。間一髪の状況だった」と説明。直前にバスがふらついていたとの目撃情報も一部にあるが、この乗客からそうした話は聞かなかったという。【藤顕一郎】
松浦社長はバスが分離帯に衝突していることから「当然、運転手のミスがあったと考えている」と述べた。運転していた社員の大橋義彦さん(55)は約8年7カ月の運転手歴があった。「寡黙だが、仕事は真面目で遅刻や無断欠勤はない。急な仕事も快く引き受けてくれた」という。
車内にはドライブレコーダーが搭載されていたが、激しく炎上するなどしたため、記録された映像が焼損して確認できない可能性があると説明。運転手に持病はなく、乗務前のアルコール検査や検温でも異常は見つからなかったという。
また、同社が事故の直後に乗客の一人から連絡を受け、状況を聞き取っていたことも明らかにした。「気付いたらバスが転倒し(衝撃で割れた)窓ガラスから車外に出たと話していた。間一髪の状況だった」と説明。直前にバスがふらついていたとの目撃情報も一部にあるが、この乗客からそうした話は聞かなかったという。【藤顕一郎】