12日午前8時45分頃、山形県鶴岡市加茂の住宅敷地内で、同市豊田、会社役員土門秋声(しゅうせい)さん(67)が木の枝の伐採作業中に高さ約7メートルの屋根から転落した。
土門さんは頭などを強く打って病院に搬送されたが、約1時間40分後に死亡が確認された。死因は頭部挫傷。
山形県警鶴岡署の発表によると、土門さんは現場の住宅の住民から依頼を受け、午前8時半頃から6人で木の枝の伐採作業を行っていた。土門さんは1人で2階建ての隣家の屋根に登り、住宅敷地内から伸びた枝をのこぎりで切断していた。ヘルメットはかぶっていたが、命綱は付けていなかったという。転落を目撃した作業員が119番した。
同署が詳しい事故原因を調べている。