電子決済サービス「LINEPay」を不正利用し、他人名義のアカウントで加熱式たばこをだまし取った疑いで、警視庁が中国人の男を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、横浜市の貿易会社の代表取締役・林俐容疑者(44)で、おととし10月、横浜市のコンビニで他人名義の「LINEPay」を使い、加熱式たばこ2カートン、1万2000円相当をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、林容疑者は指示役から送られてきた決済用バーコードの画像を使って不正に購入していて、取り調べに対し、「2年前のことで覚えていない」と容疑を否認しています。
「LINEPay」をめぐっては、おととし10月におよそ200人のアカウントを使って730万円相当の不正購入が確認されているということですが、警視庁は、そのうち160万円分は林容疑者らが加熱式たばこなどをだまし取ったものとみて調べています。