面接でひどい対応をしてくる企業は、たとえ合格でもこちらから願い下げだろう。投稿を寄せた埼玉県の20代男性は、以前遭遇した面接官のひどい言動を明かした。
面接当日、男性は予定時間の5分前に到着した。しかし面接官が来たのは予定時間の10分後。挙げ句、謝罪の一言もなかったというから印象が悪い。
そして面接が始まったと思えば、履歴書を見ながら一言目に「会社を辞めた理由は?」と切り出した。男性は率直に「倒産しました」と伝えたが、
「それだけが理由じゃないだろ。帰っていいよ」
と返されてしまった。倒産というやむを得ない退職理由に対し、あまりにも理不尽な詰問だ。
男性は「倒産以外の理由って何?逆に聞きたかった」と振り返っている。このやり取りの後、面接はわずか10秒ほどで終了したという。(文:長田コウ)

東京都の50代女性(事務・管理/年収950万円)も、大手監査法人の面接で衝撃的な体験をした。面接の最中に咳き込んでしまった女性に対し、面接官の態度は冷淡そのものだったそう。
「『大丈夫ですか?』の一言もなく、お水を持ってくるわけでもなく、『チッ』と舌打ちして自分の腕時計で時間をみて、露骨に嫌な顔を面接官にされたことがありました」
女性は、面接官の態度を見て「とてもじゃないけど、こんな人間性の人と働けない」と感じた。
結局、その選考には落ちてしまったそうだが、女性は「同じ会社で働くことにならなくて良かったと安堵しました」と書いている。そして、心境をこう明かしている。
「この人は家でも奥さんにモラハラな態度をとっているんだろうな、友達も余りいなくてプライベートも充実してなさそうだな、とか想像」
面接官の態度は、社風をそのまま表していることもある。選考に進まなくて逆によかったのかもしれない。
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