各国のリーダーたちが関係構築のため、米国のトランプ次期大統領との会談を急ぐなか、トランプ氏が夕食に招いたのは石破首相ではなく、安倍晋三元首相の妻・昭恵さん(62)だった。
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「安倍首相が亡くなったあと、トランプ氏は定期的に昭恵さんに電話をかけていたといいます。今回の食事も政府ルートではなく2人のプライベートなやりとりで決定したようです。一方で、早期の会談を望んでいる石破首相とは5分足らずの電話のみの塩対応。11月に首相サイドから面会を打診したものの、断られました。岩屋毅外務大臣や、生稲晃子外務政務官よりも昭恵さんのほうが外交に適任では?という声もあがっています」(民放ワイドショー関係者)
政治ジャーナリストが“アッキー外交”のメリットを明かす。
「昭恵さんは人の悪口を言わないんです。ですから今回のトランプさんとの食事会でも石破さんの良いところをさりげなく提言もしたのでは。人に対して悪印象を持たない方なので、話した相手も朗らかな気持ちになるし、人と人とをつなぐのはとても上手だと思います。
安倍首相時代にも積極的に活動し、’14年には首相夫人としてアフリカ訪問に初めて同行。安倍さんが首脳らと会談する間、昭恵さんはスラム街を視察するなど訪問国との親交を深めていました」
その一方で、
「やっぱり生粋のお嬢様なので、騙されやすいという側面もあるんです。今までも怪しげな人間とも平気で仲良くする。お酒が好きで、酔うと何でも受け入れてその記憶をなくすことも。モリカケ問題だって、元はといえば昭恵さんが勝手に話をつけてしまった。いい人なんですが責任能力はないので、相手に好感を持たれる楽しいおしゃべりをするのには適任ですが、政治の話は絶対に任せてはいけない人物です」(前出・ワイドショー関係者、以下同)
その無邪気な行動が、問題を起こしたことも数知れず。
「南京大虐殺記念館を夫に言わずに訪問したとも報じられ、天皇陛下の即位の礼では白いミニ丈のドレス姿が批判を浴びたことも。TPOに合わせた服装が苦手なのか、奇抜なファッションを好むところも外交官としては不適切」
とはいうものの、石破首相の恥ずかしい食事マナーよりもアッキー外交のほうが良いという声もあるが─。