熊本県山都町は26日、職員に繰り返し大声で叱責したとして、能登哲也副町長(62)を懲戒免職処分にしたと発表した。梅田穣(ゆたか)町長は「特別職によるパワーハラスメントというあってはならない事件が発生し、深くおわび申し上げる」とコメントした。
“ガチウヨ”300万円は没収 でも目的果たした 町によると、2019年7月~21年7月ごろ、能登氏は役場内の副町長室内で、一般職の職員に大声で叱責した。21年12月、職員から上司に相談があり、町は22年3月に第三者委員会を設置して調査していた。職員が被害を訴えた5件のうち3件をパワハラ行為と認定。職員はうつ病を患い、21年7月から休職している。 調査委の聞き取りに、能登氏は大声で叱責した行為を認めたうえで「指導の範囲内だと思った」などと話したという。 能登氏は19年6月に熊本県の会計管理者兼出納局長を退職し、同7月から副町長に就任していた。【野呂賢治】
町によると、2019年7月~21年7月ごろ、能登氏は役場内の副町長室内で、一般職の職員に大声で叱責した。21年12月、職員から上司に相談があり、町は22年3月に第三者委員会を設置して調査していた。職員が被害を訴えた5件のうち3件をパワハラ行為と認定。職員はうつ病を患い、21年7月から休職している。
調査委の聞き取りに、能登氏は大声で叱責した行為を認めたうえで「指導の範囲内だと思った」などと話したという。
能登氏は19年6月に熊本県の会計管理者兼出納局長を退職し、同7月から副町長に就任していた。【野呂賢治】