“闇バイト”で犯行か キャッシュカード不正入手し50万円引き出した疑い 17歳高校生逮捕=静岡

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浜松市に住む高齢男性のキャッシュカードを不正に入手し、現金50万円を引き出して盗んだ疑いで、静岡県御殿場市に住む17歳の男子高校生が逮捕されました。犯行は複数人で行われたとみられていて、警察は高校生がいわゆる“闇バイト”の募集に応じて犯行に加わったとみて捜査を進めています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、御殿場市に住む男子高校生(17)です。
警察によりますと、7月27日午後4時頃、浜松市に住む80代男性の自宅に息子を名乗る男から電話がありました。男は「会社の書類を間違えて送ってしまった。お金が必要で困っている。上司の息子を家に向かわせるのでキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を渡してほしい」などと話し、男性はその後、自宅に来た男に、カードと暗証番号を書いた紙を渡しました。
警察は、御殿場市に住む高校生が浜松市内のコンビニで男性のカード1枚を使い現金50万円を引き出して盗んだことを確認し、午後8時半過ぎに高校生をJR浜松駅で窃盗の疑いで逮捕しました。高校生は100万円以上の現金を持っていたということです。
警察によりますと、高校生は「複数犯で一連の犯行をした」などと容疑を認めていて、警察は男性の家を訪れてカードなどを受け取ったのもこの高校生とみています。
警察は高校生の供述や犯行の状況などから、高校生がいわゆる“闇バイト”で小遣い稼ぎのために犯行に加わったとみて、共犯者や高校生の余罪などについて調べを進めています。

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