2023年6月16日午後9時20分ごろ、札幌市西区山の手2条6丁目の路上で、「女性が切り付けられた」と近くにいて通報を頼まれた人から警察に連絡がありました。
警察が駆けつけ、現場いた女性(52)に話を聞いたところ、「歩いていたら、男にカッターの様なもので腕を切りつけられ現金を奪われた、男はキックボードでその場から逃走した」などと説明していました。
しかし、その後の捜査で、女性が虚偽の申告をしていたことが分かりました。
警察によりますと、切られた状況や傷の付き方が女性の説明と合致せず、現場近くの防犯カメラに事件の様子が映っていなかったということです。
女性は「自己破産してノイローゼだった」と話していて、ウソを認めています。
警察は今後、軽犯罪法違反や偽計業務妨害の疑いで捜査する方針です。