弁護士の三輪記子氏が16日、ABCテレビ「news おかえり」に出演。俳優の永山絢斗容疑者が大麻を所持した疑いで、警視庁に逮捕されたニュースについてコメントした。
永山容疑者は、今年4月、東京・目黒区の自宅マンションで若干量の乾燥大麻を所持した疑いでこの日の未明に逮捕された。また昨夜行われた自宅の家宅捜索でさらに大麻が押収され、この日の午後再逮捕されている。
捜査の今後について三輪氏は「大麻は使用じゃなくて所持しか処罰の対象になってないんですけど、その所持っていうのは当然、自分が持ってるということが必要じゃないですか? でも、家にあったらすぐ所持か?っていうと、誰かが置いていった物かもしれない。そこはまだ決めきれないというか、今は何も分からないと思うんです」と指摘。その上で「なので(今は)一番最初の身柄拘束の段階で、この後、不起訴になるっていう可能性もまだあります」と分析した。
MCから「まだありますか?」と尋ねられると、三輪氏は「可能性はあると思います。それは当然、ちゃんと立証できないと」ときっぱり。
その上で「そもそも4月っていうのは過去のことじゃないですか? (大麻所持事件は)現行犯ってパターンが多いのは多いので、過去の所持に関してどれだけ立証ができるのかというのは、現状では分からないですよね」と解説した。