警官と妻、9歳実子の太もも・腕を蹴る…県警は逮捕も処分も公表せず

自宅で実子を暴行してけがを負わせたとして、岡山県警に勤務する警察官の男(40)と30歳代の妻が傷害容疑で逮捕されていたことが県警などへの取材でわかった。
捜査関係者によると、男らは7月14日夜、同県高梁市の自宅で小学生の子ども(当時9歳)の太ももや腕を複数回、蹴るなどし、脚や腕に全治2~4週間の打撲を負わせるなどした疑い。
県警監察課は被害者保護を理由に、逮捕したことを発表していなかった。8月23日付で処分したが、処分内容も公表していない。同課の黒籔昌史次長は「職務倫理教養を徹底し、再発防止を図る」とコメントしている。