「うわあ」「やられた！」
激しい追突音とともに混乱する車内。いったい何が起きたのか。
車の後ろに向けられたカメラが、事故の瞬間をとらえていた。
止まった車へと向かってくる乗用車。そして…
ドン！！
追突された女性：うわぁ！
同乗者：やられた！
追突された女性：もう、新車なのにふざけてる！
先月14日午後1時40分ごろ、埼玉・蕨市のJR蕨駅近くの交差点で起きた追突事故。後ろから近寄ってきた車は、ほぼノーブレーキで前の車に追突。
追突した車の運転手は、車から降りて前の車へ歩み寄る。
追突した運転手：すみません。
謝罪を終えて車に戻った運転手は、追突された女性に対し、右手で移動を促すようなジェスチャーを見せる。
いったい何を話しかけられたのだろうか。
追突された女性：ここは危ないので、交通量も多いので、左に曲がってくださいって言うので、あちらに広い場所があるので移動しましょうという形でした。
女性は、指示通りの左折するため移動。
追突した車も、左折を示すウインカーを出している。
しかし、追突した車は左折せず、そのまま直進して走り去った。
追突された女性：もうその時は、何が起こったか分からない。とりあえずびっくりしたっていう状態ですね。ショックが大きかったです。逃げてしまった形の事故は初めてです。
女性は、当て逃げした運転手に対し、こう訴える。
追突された女性：人としてどういうことなのかと思いました。 そんな人がハンドルを握っていることが許せない。そういう方からは、免許を取り上げてほしいと思っております。
警察は過失運転致傷と道路交通法違反の疑いで、逃げた車の行方を追っている。
（「イット！」 8月16日放送より）