食事の席で、人の皿にまで手を伸ばしてくる、通称「食い尽くし系」に遭遇したことはあるだろうか。東京都の30代女性は、学生時代に付き合っていた、5歳年上の彼氏の食い意地に呆れた経験を投稿。
「ファストフード店でそれぞれで食べるものを決めてそれぞれで支払ったのですが、いざ食べ始めると『ちょっとそれちょうだい』と何度も何度も言い、結局ほとんど食べ尽くされてしまいました……」
何度も「ちょっと」を繰り返されたら、もはや「ちょっと」ではない。だったら自分で買ってほしい、と思ったに違いない。この彼氏とは、結局長続きしなかったようだ。
「その彼とはそれ以外にも合わないことが多々あり、結局お別れしました」
一事が万事ということだろう。一方で、食の恨みは根深いようだ。ほかにも投稿が寄せられている。(文:天音琴葉)
岡山県に住む50代女性は、独身時代の苦い思い出を投稿に寄せた。生演奏が聴けるお店から届いた「誕生日に半額になるハガキ」をきっかけに、アルバイト先の先輩を誘ったという。
「各自、食べたいものを頼んで、何点かは一緒にシェアするものも頼み、音楽を聴きながら楽しんでいました」
基本的には各自が注文したものを食べるつもりだったようだ。ところが、次の演奏が始まるまでの間、おしゃべりしながら食べていると……
「ほぼ全部食べられ、私が別に注文したものまで食べられ、ほとんど食べれませんでした」
先輩はほとんど一人で食べておきながら、食欲が止まらなかった。さらに衝撃を受ける出来事があったようだ。女性がようやく自分のためにデザートを頼んだときだった。
「せめてこれだけって思い、フルーツ入りのヨーグルトを注文して、やっと普通に食べれたと思ったら、『わたしもそれ食べたい』と勝手に注文。ほとんど食べれなかったのに割り勘にされ、1人7000円以上かかりました。半額だったのに、めちゃきつかったです」
誕生日特典を使っても高額な支払いになってしまった。この理不尽な一件以来、女性は「個々に注文できるとこしか一緒に行ってないです」と、先輩との食事には慎重になったようだ。
食事は、人間関係を深める上でも欠かせないものだ。だがマナーや金銭感覚が合わない相手とは、遅かれ早かれ縁が切れてしまうのかもしれない。
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