福岡県宗像市の住宅で17日、男性の遺体と、性別不明の遺体が見つかりました。この家には、母親と長男の2人が住んでいたという情報があり、警察は、身元の確認を進めるとともに死亡の原因を調べています。
警察によりますと、午前8時半すぎ、宗像市自由ケ丘南の戸建て住宅で、近隣住民から「男性が車内で亡くなっているようだ」と110番通報がありました。男性は、車庫に止めてあった車の中であおむけに倒れていて、頭は助手席の上、運転席側のドアは開いていて、足は外に出ていました。警察がその場で死亡を確認したということです。検視の結果、男性は病死の可能性が高いとみられています。

また、警察が家の中を調べたところ、リビングに敷かれた布団の上で、性別不明の白骨化した遺体が見つかりました。遺体は、長袖のシャツを着ていて、下半身は衣類を身につけておらず、全身に掛け布団がかけられていたということです。この家には、母親と60代の長男が2人で暮らしていたという情報があり、警察は、遺体の身元を確認するとともに、白骨化した遺体については司法解剖を行って死亡の原因を調べる方針です。