エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が2日までに自身のSNSを更新。合成麻薬フェンタニルが、中国から日本の名古屋を経由して米国に密輸されていた疑惑が一部で報じられたことについて言及した。
フェンタニルは、麻薬性の合成鎮痛剤で、ヘロインの50倍、モルヒネの80倍から100倍の強度を持つとされる。がん患者の痛みを緩和させるなど医療用麻薬として強い鎮痛効果があるが、米国では過剰摂取による死亡事故が相次ぎ社会問題化。中国製の原料をメキシコの犯罪組織が合成し米国に密輸しているとの指摘もある。
米国のジョージ・グラス駐日大使は6月に公式X(旧ツイッター)を更新し、「中国からのフェンタニルやその前駆体化学物質の密輸には中国共産党が関与しており、それを阻止するには国際的な取り組みが不可欠です」などと投稿している。
フィフィは「中国からのフェンタニルが日本から蜜輸されていた件、日本政府は黙りだし、マスコミもなぜ騒がないんだ?」とつづった。