警官3人、部下や同僚に「ボケ」「しばくぞ」「死ねや」…被害の巡査長は体調崩して休職

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部下や同僚にあたる警察官2人に「アホ、ボケ」「しばくぞ」などと暴言を繰り返すパワーハラスメントをしたとして、兵庫県警は県警総務部の50歳代男性警部補ら4人を本部長訓戒などの処分にした。
9月1日付。
県警によると、警部補と同部の50歳代男性巡査部長(本部長注意)、当時同部に勤務していた30歳代男性巡査長(所属長注意)の3人は2020年3月~今年6月、いずれも40歳代の男性巡査部長と巡査長に「アホ、ボケ」「死ねや」などと暴言を吐いた。パワハラを知りながら県警に報告しなかった同部の60歳代男性警部も警務部長注意の処分にした。被害を受けた巡査長は体調を崩し、6月から休職している。
また、県警は業務中にバイクで転倒事故を起こしたのに、上司に「手で押していて転んだ」と虚偽の報告をして事故を隠したとして、阪神地域の警察署の20歳代男性巡査長を道路交通法違反(事故不申告)、虚偽有印公文書作成・同行使両容疑で地検伊丹支部に書類送検し、9月20日付で警務部長注意の処分にした。

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