国立公園の特別保護地区でスノーモービル走行、容疑の10人を書類送検…数人は動画投稿

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青森、秋田、岩手の3県にまたがる十和田八幡平国立公園の特別保護地区でスノーモービルを走らせたとして、青森県警は26日、青森県内の40~63歳の男10人を自然公園法違反の疑いで青森地検に書類送検した。
発表によると、10人は2023年3月、同国立公園のうち、同県十和田市の八甲田山系の特別保護地区で、無許可でスノーモービルを走行させた疑い。うち3人は24年2月にも同じ地区内で走らせた疑いがある。
10人はスノーモービル愛好家で、数人が同地区内の雪上を走る様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」などに投稿していた。調べに対し、「規制エリアだと知っていた」といった趣旨の供述をしているという。
優れた景観を残した特別保護地区では、道路や広場を除き、許可なく車両などを使うことができない。罰則は1年以下の懲役か100万円以下の罰金。

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