【独自】車窓から顔を出し…首都高を堂々とバック走行「みんな超ビックリ」 “白髪ドライバー”PA前での危険な運転の理由は

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首都高速道路のパーキングエリアから撮影された映像。白い車が走行車線をバックで走っている。なぜこのような危険な運転に及んだのか。
映像が撮影されたのは、東京・江東区にある首都高速道路の辰巳第2パーキングエリア。
3月2日午後11時30分ごろ、休憩していた男性の目の前で、白い車が走行車線をバックし始めたのだ。
「すごいね」と声を上げた目撃者。運転していたのは白髪交じりの人物だった。窓から顔を出し、後ろを確認しながらバックしていく。
後ろから別の車が来なかったため、事故にはならずに済んだが、高速道路上でのバックは法律で禁止されている危険な行為。
車は車線の分岐点まで戻ると、パーキングエリアに入る道へとハンドルを切って前進した。目撃した男性は、当時の状況を次のように話す。
目撃者:確か急に車のスピードを落として、本線に止まっている状態で2~3秒くらいたったら、すぐバックでパーキングエリアに入ろうとしていました。だいたい(スピードは)10km/hから15km/hぐらいですね。
――戸惑っている感じだったか。そうです。(周りの人)みんなが超ビックリでしたね。
現場の状況を確認すると、パーキングエリアの手前で道は2つに分かれている。右の車線がパーキングエリアに向かう車線で、左の車線はパーキングエリアから出る車が、本線に戻るための合流車線。
白い車はこの合流車線の途中で止まり、20メートルほどバックし、パーキングエリアへ。目撃者の男性は、その理由をこう推測する。
目撃者:たぶん(パーキングエリアへの)道がわからなくて、「どうやってあのパーキングエリアに入ればいいか」と思っているんじゃないですかね。
分岐地点にある案内標識をよく見ると、パーキングエリアへの進路が矢印で示されている。
白い車の運転手は、この矢印を見落として本線に向かってしまったため、バックでパーキングエリアへの進入路に戻ったとみられる。
目撃者の男性は「事故になるかもしれないので、安全運転でお願いしたいと思います」と話している。(「イット!」3月4日放送)

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