シラスウナギ密漁の疑いで親子逮捕、自宅近くの川で69匹…「金になるから」と供述

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ニホンウナギの稚魚のシラスウナギを密漁したとして、千葉県警香取署は2月29日、東庄町の無職の男(48)を漁業法違反(特定水産動植物の採捕の禁止)などの疑いで逮捕した。
父親で漁業の男(77)も、同法違反ほう助などの疑いで逮捕した。
無職の男は2月16日午前2時40分~4時50分、自宅近くの黒部川で、取ることが禁止されている全長13センチ以下のシラスウナギ69匹を密漁した疑い。父親は、密漁を知りながら漁船を貸した疑い。
無職の男は「金になるから密漁した」と供述しているという。
シラスウナギの密漁を巡っては、改正漁業法が昨年12月に適用され、「3年以下の懲役または3000万円以下の罰金」に罰則が強化された。香取署によると、県内でシラスウナギの密漁が摘発されたのは法改正後では初めてだ。

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