【春節】なぜ?青森に中国人観光客が殺到「東京に劣るとは思わない」 SNSフォロワー数は“人口超”の130万人以上

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中国の旧正月「春節」が、いよいよ今週末に迫っている。
日本を訪れる観光客が増えるこの時期、中国のSNSでは青森県の公式アカウントのフォロワー数が130万人に。青森県の人口 約118万人(2024年1月1日現在)を超えるほどの人気ぶりだ。その人気観光地、青森の今を取材した。
中国のSNS「ウェイボ」で、公式アカウントのフォロワー数が130万8000人に達している青森県。
他府県のフォロワー数と比べてみても、大阪は14万7000人、神奈川は9万4000人、群馬は5万8000人、秋田は3万3000人と、その驚異的な人気ぶりが見て取れる。
投稿を見てみると、「海鮮とリンゴのアイスもすごくおいしい。また来たい」「冬の青森は雪が降るからより美しい。青森を離れたばかりなのに、もうさみしくなった…」といった内容。
2月5日、青森市内の市場「青森魚菜センター」を訪ねると、すでに中国や台湾からの観光客の姿が見られた。従業員は「ワン、ツーね。サンキュー、どうもどうも」と英語を交えながら明るく接客。
また、名物のねぶたを展示している観光施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」も人気の様子。
青森ねぶた祭りで実際に使用された山車を間近で見ることができ、中国や台湾などから訪れた多くの観光客の姿があった。
受付の際、日本語を話せない人には、英語や中国語で対応しているという。
受付スタッフ:日によっては7~8割が外国の方という時もあります。 お客さまに気持ちよく施設に入っていただくように、ちょっとした単語だけでもできるようにしています。
会場内ではQRコードからアクセスし、英語や中国語でねぶたの解説を見ることが可能。 きめ細かいサービスで、青森の魅力をより堪能してもらう狙いだ。
観光客の満足度は?
中国人観光客:この文化と歴史、工芸品に触れることができて、すごく楽しめました。青森県は東京に劣るとは思わないです。
この青森人気について、県の担当者は「平成23年にアカウントを開設以降、地道に継続して情報発信してきた結果です」としている。(「イット!」2月6日放送より)

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