ホストクラブ激増の新宿・歌舞伎町 狄恋営業瓩吠儔修妊肇薀屮訌加

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東京・新宿歌舞伎町がなにかと話題に事欠かない。この数年はトー横キッズが話題になっていたが、大久保公園一帯の立ちんぼ、そしてホストクラブの売掛金トラブルと問題が山積している。「徘徊する人種が変わり、サラリーマンより圧倒的に多いのが女子。ロリータ風とか、ぬいぐるみ抱えてたりとか…。心が不安定そうな若者がすごい増えてる」と話すのは歌舞伎町で働き25年余りのホステス。
そんな女性を集客しているのがホストクラブだ。ここ数年で激増している。「コロナ禍に唯一営業してたのがホスクラで、その時期にこの辺の家賃は上がってね。歌舞伎町の坪単価は2万円台なんだけど、それでも払えずクラブのママさんたちが手放した箱に、独り勝ちのホスクラがどんどん入ったの。コロナ中に増えだして、今は歌舞伎町の水商売ビルの大半がホストビルよ」
ホストに“占拠”されたビルで、長年飲食店を営んでいるテナントにも家賃を上げたい大家からしつこく退去が求められているという。
ホストクラブが多いとはつまり、それだけ通う客がいるということ。「男性相手の水商売と比べ、客単価はケタ違いに高い。ただ独特な売り掛け(ツケ)システムがあるから、女性客は風俗や立ちんぼ、パパ活で飲み代を工面。つまり、もとをただせば若い女の子に金を出す中年男が悪い」とは地元関係者。立ちんぼも警察による摘発が相次いでいる。
11月に起きたホストクラブ関係者刺傷事件で、売掛金の問題がクローズアップ。主要ホストクラブは来年4月までに廃止する方針を決めたが、すべての店が賛同したわけではない。前出ホステスは、ホストクラブの客層とともに色恋営業(色営)のやり方が変わったことも、トラブルの種だと指摘する。
「以前、私の女友達のダンナと、別の女友達の同棲彼氏が同一人物だったの。その男はホストで、話をつけに乗り込んだら『ホストにとっては結婚も同棲も仕事のうちなんだから、文句言ってんじゃねー!』と逆切れされた。昔の色営はそれなりに愛があったけど、今はビジネスライクで結婚詐欺みたいなもの。そこはホスト通いの子たちに広く知らしめないと」
不夜城・歌舞伎町でのトラブルは尽きることはなさそうだ。

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