三井住友FG社長、太田純氏死去=65歳、中島副社長が代行

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三井住友フィナンシャルグループ(FG)社長の太田純(おおた・じゅん)氏が25日午前5時9分、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。
65歳だった。京都市出身。告別式は近親者のみで行う。喪主は妻美由紀(みゆき)さん。後日「お別れの会」を開く。日程や場所などは未定。連絡先は同社秘書室。
当面は中島達執行役副社長(60)が職務を代行し、近日中に後任を選ぶ予定。
太田氏は京大法学部卒業後、1982年住友銀行(現三井住友銀行)に入行。投資銀行業務や経営企画部門が長く、三井住友銀行専務、副頭取などを経て2019年4月に三井住友FG社長に就任した。20年6月からは経団連副会長も務めた。
米証券会社ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループへの出資など海外事業を推進。SBIホールディングスやカルチュア・コンビニエンス・クラブとの連携を主導するなど、従来の銀行業にとどまらない戦略を積極的に展開した。

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