繁華街で飲酒検問に応じた男、アルコール検知され急発進で逃走…10分後に軽乗用車と衝突

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福井県警福井署は25日、福井市江守の里の会社員の男(26)を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。
容疑を認めているという。
発表によると、男は同日午後10時25分頃、同市順化の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。
男は、この日同署が現場付近で行っていた飲酒検問にいったんは応じたが、呼気の簡易検査でアルコールが検知されると車を急発進させて逃走。約10分後、近くの市道交差点で軽乗用車と出合い頭に衝突した。
衝突された軽乗用車は横転し、運転していた40歳代の男性が右手にガラスの破片が刺さるけがを負った。男性は「突っ込んできたから驚いた」と憤った。
検問は、忘年会シーズンを前に、同署が同日午後9時から約3時間、市内の繁華街・片町の2か所で実施。署員約25人が、通行するドライバーに停止を求め、感知器で呼気を確認した。
同署の鈴木一矢交通官は「改めて飲酒運転は犯罪だと理解してほしい。啓発や取り締まりを強化していく」と話している。

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