〈カメムシ食え!〉…下半身露出のパワハラ疑惑で退団危機!楽天・安楽「主将時代の壮絶イジメ」の中身

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球団社長の謝罪、公式ユーチューブチャンネルの削除、スタッフや選手など約100人へのアンケート調査の実施ーー。
楽天がとんでもない騒動の対応に追われている。11月24日、複数の選手がセットアッパー安楽智大(27)からパワハラを受けていたと訴えていることが判明したのだ。
「翌25日には森井誠之球団社長が、報道陣に対し『ファンの方にご心配と不安を与えてしまい申し訳ございません』と謝罪しました。同日には安楽の契約更改交渉が予定されていましたが無期限延期に。12月1日に公示される契約保留選手名簿から外れれば、事実上の自由契約で退団となります。本人は自宅待機中だそうです。
球団は、公式ユーチューブで安楽がファンからの質問に答えるチャンネル『教えて安楽先生』を削除。監督やコーチ、選手らからアンケート調査を行い、安楽からパワハラを受けたか、現場を見たことがあるかなどを調査します。結果によっては、球団もさらなる対応を迫られるでしょう」(球団関係者)
報じられている安楽のパワハラは壮絶だ。スポーツニッポン(11月25日付)などによると、以下のような嫌がらせや暴行があったという。
・今夏のロッテ戦前、ある選手へロッカールームで「倒立しろ」と命令。ズボンや下着をおろし下半身を露出させ靴下を被せたという。
・食事を断ったり電話に出ない選手へは「だからオマエはダメなんだ!」「バカ」「アホ」などの罵声を浴びせる。
・「罰金」と称して選手へ金銭を強要。
・かつて在籍した選手を’21年春のキャンプで平手打ちに。この選手はむち打ちの症状に。
報じられるのは耳を疑う暴言、暴力行為だ。
「被害を受けた選手は複数いるようですが、安楽からの報復を恐れなかなか言い出せなかったのでしょう。近年では’21年8月に日本ハム(当時)の中田翔がチームメイトへ暴力を振るい問題となりました。
しかし、今回のほうが事態は深刻です。人格を否定するようなパワハラが何度も行われ、長期間にわたっていたようですから。安楽には、相当厳しい処分が下されると思います」(スポーツ紙記者)
安楽がパワハラ問題の渦中の人物となったのは今回だけではない。在籍していた済美高(愛媛県)でも大騒動が起きている。
「事件は、3年生の安楽が主将だった’14年8月に発覚しました。日本高野連への報告で、同校野球部の2年生が1年生に対し〈カメムシ食えよ!〉と口の中へ昆虫を入れていたことがわかったんです。殴られたり灯油を飲まされそうになったこともあるとか。イジメ被害を受けていたとされる部員は19人にのぼりました。
安楽は『当事者』に含まれていませんでしたが影響は大きかった。甲子園で済美高を準優勝に導いた当時の高校球児を代表する投手にもかかわらず、U18アジア選手権の高校日本代表に選出されなかったんです」(同前)
今回のパワハラ騒動を受け球団に対し「ご迷惑をおかけしています」と反省の意を示しているという安楽。重大なコンプライアンス違反となる言動への責任は、かなり重いものとなりそうだ。

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