「気張ったら何か出た」独身女が居酒屋トイレで出産して…「便器に上が足の状態」凄惨現場と“父親”の行方

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「彼女が妊娠していると誰も気づかなかったようで……」
【写真】「誰にも相談していない」ひとりトイレで出産した小関容疑者 容疑者を知る飲食店関係者はそう証言するーー。 大阪府警阿倍野署は8月18日、同府大阪市生野区に住むアルバイト従業員の小関菜津美容疑者(34)を殺人の疑いで逮捕した。16日の午後、容疑者が勤務先の飲食店のトイレで嬰児(えいじ)を産み落とし、救護せずに殺害したというもの。「嬰児は男の子で身長49センチ、体重2865グラムで、妊娠30~40週だったといいます。司法解剖では死産ではなく、便器内で泡沫が気道に詰まったことによる溺死。容疑者が出産後、嬰児を長時間、放置して死亡させたとして殺人での逮捕となった」(捜査関係者)

警察の取り調べに対して小関容疑者は、「出産したことは間違いないが、放心状態で助けられなかった。殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。 小関容疑者は約2年前から、同市阿倍野区の商業施設内にある立ち飲み居酒屋で働いていた。「きちんと出勤してちゃんと仕事をする、何も問題のない人だったと聞いています」(冒頭の飲食店関係者) 彼女は職場から2キロメートル強離れた築36年、6階建てマンションの、家賃月2万7000円ほど、間取り1Kの部屋で独り暮らしをする“独身”。同マンションの住民を取材するも、容疑者の存在を知る人は皆無だった。トイレに呼びかけると「無理や! 出ていかれへん!」 犯行当日、午後2時ごろに出勤した容疑者は4時30分ごろから体調不良を訴えて休憩室へ。その後、仕事場になかなか戻ってこなかったため、ほかの従業員が店長に相談。6時20分ごろ、店長が心配して休憩室をのぞくも姿はなく、どうやらトイレに閉じこもっていることが判明。「どうしたんや?」 店長がドア越しに声をかけたが、中にいる気配はあったものの返事はない。「困惑した店長は、容疑者の母親に連絡。午後7時ごろに到着した母親が幾度となく“どうしたの?”と呼びかけて出てくるように促したが、本人は何度も“無理や! 出ていかれへん!”と言うばかりで、説得に応じなかったようです」(全国紙社会部記者、以下同)「気張ったら、何か出てきた」衝撃の現場 午後8時過ぎ、店長が119番通報。到着した救急隊員がドアを開けるように要請したが、容疑者は「帰ってもらって! 病院には行かへん!」と応じなかった。「9時前にようやくみずからドアを開けて出てくると、倒れ込むようにストレッチャーに乗って運ばれた」 救急車内で血圧、体温、脈拍を測るも、異常なし。すると小関容疑者は、「気張ったら、何か出てきた。赤ちゃんやと思う」 と驚くべき言葉を発した。救急隊員が急いでトイレに向かい、閉じていた洋式トイレのふたを開けると、「便器内で足が上、頭が下の状態になった嬰児を発見。すでに心肺停止状態で、搬送された病院で死亡が確認された」(捜査関係者、以下同) 容疑者は我が子の死を知らされても、「愛情も罪悪感もない感じで飄々としていた。一度も産婦人科に行っておらず、両親や友人に相談した様子もない」 嬰児の父親については、「妻子ある男なのか、一夜限りのゆきずりの男なのか……。容疑者はまだ供述していないが、親にも言えない相手だったんでしょう」 小さな命が身勝手な母親によって無惨にも奪われた。
容疑者を知る飲食店関係者はそう証言するーー。
大阪府警阿倍野署は8月18日、同府大阪市生野区に住むアルバイト従業員の小関菜津美容疑者(34)を殺人の疑いで逮捕した。16日の午後、容疑者が勤務先の飲食店のトイレで嬰児(えいじ)を産み落とし、救護せずに殺害したというもの。
「嬰児は男の子で身長49センチ、体重2865グラムで、妊娠30~40週だったといいます。司法解剖では死産ではなく、便器内で泡沫が気道に詰まったことによる溺死。容疑者が出産後、嬰児を長時間、放置して死亡させたとして殺人での逮捕となった」(捜査関係者)
警察の取り調べに対して小関容疑者は、「出産したことは間違いないが、放心状態で助けられなかった。殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。
小関容疑者は約2年前から、同市阿倍野区の商業施設内にある立ち飲み居酒屋で働いていた。
「きちんと出勤してちゃんと仕事をする、何も問題のない人だったと聞いています」(冒頭の飲食店関係者)
彼女は職場から2キロメートル強離れた築36年、6階建てマンションの、家賃月2万7000円ほど、間取り1Kの部屋で独り暮らしをする“独身”。同マンションの住民を取材するも、容疑者の存在を知る人は皆無だった。
犯行当日、午後2時ごろに出勤した容疑者は4時30分ごろから体調不良を訴えて休憩室へ。その後、仕事場になかなか戻ってこなかったため、ほかの従業員が店長に相談。6時20分ごろ、店長が心配して休憩室をのぞくも姿はなく、どうやらトイレに閉じこもっていることが判明。
「どうしたんや?」
店長がドア越しに声をかけたが、中にいる気配はあったものの返事はない。
「困惑した店長は、容疑者の母親に連絡。午後7時ごろに到着した母親が幾度となく“どうしたの?”と呼びかけて出てくるように促したが、本人は何度も“無理や! 出ていかれへん!”と言うばかりで、説得に応じなかったようです」(全国紙社会部記者、以下同)
午後8時過ぎ、店長が119番通報。到着した救急隊員がドアを開けるように要請したが、容疑者は「帰ってもらって! 病院には行かへん!」と応じなかった。
「9時前にようやくみずからドアを開けて出てくると、倒れ込むようにストレッチャーに乗って運ばれた」
救急車内で血圧、体温、脈拍を測るも、異常なし。すると小関容疑者は、
「気張ったら、何か出てきた。赤ちゃんやと思う」
と驚くべき言葉を発した。救急隊員が急いでトイレに向かい、閉じていた洋式トイレのふたを開けると、
「便器内で足が上、頭が下の状態になった嬰児を発見。すでに心肺停止状態で、搬送された病院で死亡が確認された」(捜査関係者、以下同)
容疑者は我が子の死を知らされても、
「愛情も罪悪感もない感じで飄々としていた。一度も産婦人科に行っておらず、両親や友人に相談した様子もない」
嬰児の父親については、
「妻子ある男なのか、一夜限りのゆきずりの男なのか……。容疑者はまだ供述していないが、親にも言えない相手だったんでしょう」
小さな命が身勝手な母親によって無惨にも奪われた。

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