フィリピンで男性2人を保険金目的で殺害した罪で死刑が確定していた岩間俊彦死刑囚（49）がきのう、収容先の東京拘置所で死亡しました。病死と判断されています。
法務省によりますと、岩間俊彦死刑囚はきのう、収容先の東京拘置所の居室で心停止の状態となり、その後午後3時すぎ、死亡が確認されました。
岩間死刑囚には糖尿病の持病があり、おとといから体調不良を訴えていて、きのう慢性腎不全と診断されて病室に移される直前に倒れたということです。
外傷などはなく、検視の結果、病死と判断されました。
岩間死刑囚はフィリピンの首都マニラで共犯者を通じて実行犯を雇い、山梨県の男性2人を保険金目的で殺害した罪などに問われ、今年6月、死刑判決が確定していました。