台風6号 沖縄に最接近 車庫倒壊 下敷き男性死亡

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大型で非常に強い台風6号は現在、沖縄に最も接近している。
猛烈な風に警戒が続く中、大宜味村では倒壊した車庫の下敷きになった90歳の男性が亡くなった。
暴風域に入っている那覇市から、中継でお伝えする。
沖縄本島が暴風となってから、およそ18時間がたった。
1日と比べ、ゴーという風の音が強くなり、上下左右に猛烈な風が吹き荒れ、街路樹が根元から大きく揺さぶられている。
風とともに雨も吹きつけている。
2日午前4時ごろ、那覇市では最大瞬間風速52.5メートルを観測した。
1日午後10時過ぎ、本島北部の大宜味村では90歳の男性が倒壊した車庫の下敷きになり死亡していて、警察が台風との関連を調べている。
このほか、自宅の窓ガラスが割れて飛んできた破片で額を切るなど、沖縄県内ではこれまでに少なくとも23人がけがをした。
停電も広がっていて、沖縄電力によると、2日午前5時現在で、県全体の3分の1以上にあたるおよそ22万戸が停電している。
沖縄気象台は、屋内でも窓から離れるなど暴風に厳重に警戒するよう呼びかけている。
また、降り続く大雨で土砂災害の危険性が高まっているとして、那覇市など本島南部の5つの自治体に土砂災害警戒情報が発表されている。

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