除草剤だけでなく…無許可で街路樹“伐採” ビッグモーター川崎店が認める 市長怒り

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中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗周辺の街路樹を巡り、新たな事実が明らかになった。川崎市の店舗では、許可なく伐採していたという。
■除草剤だけでなく…自社で街路樹を伐採
中古車販売大手「ビッグモーター」では、店舗周辺の街路樹が枯れるなどの被害が各地で確認されている。
川崎市 福田紀彦市長:「市民の大切な財産を毀損させたということは大きいと思います」
川崎市が聞き取り調査を実施したところ、ビッグモーター側が行っていたのは除草剤の使用だけではなかったことが発覚した。
市によると、川崎店が街路樹の一部、オオムラサキツツジ6株を自社で伐採したことを認めたという。
福田市長:「正直、信じられないですよね。街路樹を勝手に切っちゃうとか、想定すらしないことをやったという倫理観のない、基本の倫理観の全くないということに驚きましたし、腹立たしい限りであります」
■川崎市長「被害届を出す」
川崎店前の街路樹には、その痕跡が残されていた。
元々、木が均等に植えられていたのが分かるが、かなり低く切られてしまっている。そして、断面はまっすぐで、確かに伐採されたように見える。
去年9月時点では、ビッグモーター川崎店前の歩道に街路樹はあったが…その後、なくなっていたという。
また近隣住民は、ビッグモーターのスタッフとみられる人物が、街路樹を伐採している様子を目撃したと話している。
川崎市長は、今後の対応について次のように話す。
福田市長:「被害届を出すということもしていきたいと思いますし、しっかりと損害賠償含めて求めていくと思います」

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