ナマコ620キロ密漁親子に有罪判決…父が漁場を選び、息子が採捕と「役割分担」

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ナマコ約620キロを密漁したとして、漁業法違反に問われた山口県宇部市の漁業、父親の男(71)と息子(48)の判決が28日、福岡地裁小倉支部であった。
安陪遵哉裁判官は、父親に懲役2年、執行猶予3年、罰金150万円(求刑・懲役2年、罰金150万円)、息子に懲役1年6月、執行猶予3年、罰金100万円(求刑・懲役1年6月、罰金100万円)を言い渡した。
判決などによると、両被告は、福岡県苅田町の苅田港沖合で1月31日午後8時50分~同11時頃、知事の許可を受けずに潜水器を使ってナマコ約620キロを密漁した。
安陪裁判官は「父親が漁場の選定など、息子がナマコの採捕などと役割分担した上で実行された計画的な犯行で悪質」と述べた。

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