児童229人の個人情報流出か 市職員の公用PCに遠隔操作ソフト 滋賀

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滋賀県栗東市は6日、農林課の職員が公用パソコンを利用中に遠隔操作ソフトがインストールされ、個人情報が流出した可能性があると発表した。
PC画面に「ウイルス感染」偽の警告…急増 市によると、4日午前8時45分ごろ、市立森の未来館事務所(同市観音寺)で小学生向け森林環境学習プログラム「やまのこ事業」に携わる70代の男性会計年度任用職員が、業務と関係ないホームページを閲覧していると画面に「セキュリティー警告」と表示された。指定された連絡先に電話したところ、サポート費用として2万~10万円を請求された。市がパソコンを調査したところ、市販の遠隔操作ソフトがインストールされていた。

パソコンには、事業をサポートする有償ボランティア28人の氏名、住所、電話番号と、2018~19年度に事業に参加した市立3小学校の229人の氏名データがあった。市は5日に草津署に相談。専門業者に依頼し、実際に情報が流出したかを調べている。 高田正敏環境経済部長は「ご迷惑をかけ、おわび申し上げる。情報セキュリティー環境を見直し、個人情報の取り扱いについて職員の研修もしていきたい」と謝罪した。【礒野健一】
市によると、4日午前8時45分ごろ、市立森の未来館事務所(同市観音寺)で小学生向け森林環境学習プログラム「やまのこ事業」に携わる70代の男性会計年度任用職員が、業務と関係ないホームページを閲覧していると画面に「セキュリティー警告」と表示された。指定された連絡先に電話したところ、サポート費用として2万~10万円を請求された。市がパソコンを調査したところ、市販の遠隔操作ソフトがインストールされていた。
パソコンには、事業をサポートする有償ボランティア28人の氏名、住所、電話番号と、2018~19年度に事業に参加した市立3小学校の229人の氏名データがあった。市は5日に草津署に相談。専門業者に依頼し、実際に情報が流出したかを調べている。
高田正敏環境経済部長は「ご迷惑をかけ、おわび申し上げる。情報セキュリティー環境を見直し、個人情報の取り扱いについて職員の研修もしていきたい」と謝罪した。【礒野健一】

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