“首相候補”にまさかすぎる人物 角谷浩一氏明かす「政界の中にちらちら出ている」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

政治ジャーナリスト角谷浩一氏が13日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、混とんを極める次期首相選びについて、政界に浮上している仰天プランを明かした。
公明の斉藤鉄夫代表は10日、自民との会談後の会見で「政治とカネに関する基本姿勢で相違があった」と述べ、連立を解消することを表明した。高市早苗新総裁の誕生からわずか4日後の出来事だった。一方で野党各党にも動きが。野党第1党の立憲民主党は、首班指名選挙での野党連携を実現させるため、14日にも日本維新の会、国民民主党との党首会談を調整している。
こうした状況の中、角谷氏は今後の政局について3つの可能性に言及した。有力なのは、高市氏が新首相に任命されるパターンだという。「まず高市さんは、野党がまとまらなければ当然有利になって、総理にすんなり決まるということが一番考えられる」と推測した。
野党連携については、時間的に厳しいのではとの見方を示した。「国民が今困っているんだから、国民のために一致点をまとめ上げて、国民のためにまとまろうというという声はどこからも出ていない」と指摘。「今の段階でまとめ切れるかというと、時間切れな感じがする」と見通しを語った。
もう一つの可能性は、まさかの石破茂首相続投だという。「今までの日本の政治にはないし、そんなルールでやったことはない」というが、少数与党から公明が抜けた現状では、国会運営など困難が付きまとう。「総理になれたとしても、予算審議とか高市与党としてはうまくできない」と、高市政権が誕生した後の困難を予想。「あんなに石破降ろしやったのに、“今の石破政権を、ちょっと続けてくれないか”とお願いして、しばらくやってもらう」と、驚きの可能性を口にした。
「しばらくというのは何かというと、国民が困っている暫定税率の問題、ガソリンの話、物価高の話、補正予算(が成立するまでの間」と説明。「今すぐ仕事ができる、今閣僚がいるんですから。その人たちにすぐやってもらって、間もなく来るトランプさんとも一応、やりとりしたことがある石破さん、赤沢(亮正経済再生担当相)さんにやってもらえばいいじゃないかという声が、どうも政界の中にちらちら出ている」と打ち明けた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。