河村たかし氏と百田尚樹氏が生バトル 刑事告訴案件で両者の証言は食い違い

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日本保守党を離党表明した河村たかし衆院議員が13日、YouTubeチャンネル「ReHacQ―リハック―」に生出演し、番組途中で百田尚樹代表や有本香織事務総長と電話でバトルとなった。
河村氏は百田氏が結党した保守党に合流。共同代表に就任し、国政政党の誕生に寄与したが、今月離党を表明した。「いろんなことがあって耐え忍ぼうとしたが、手法が違った。大衆政党で各県に支部をつくりたかったが、百田さん、有本さんは固い保守の思想を持った人だけでやりたい傾向で、我慢してきたけど例の暴力事件が起きた」と話した。
百田氏からペットボトルを投げつけられ、拳を振り上げられたという状況を再現した河村氏に対し、元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏は「76歳と69歳が殴り合いをしようとしていた。議員会館で、おもしれえな」と刑事告訴までに発展していることにニヤリ。するとリハックの高橋弘樹プロデューサーが百田氏と生電話でつなぎ、当時のやりとりを双方から聴取する犖従豸‐抬瓩箸覆辰拭
百田氏は「私が殴り掛かったというが、殴り掛かっていません。『ええ加減にせえ、どつくぞ』と言った。ペットボトルを投げた記憶はない。机の上に叩きつけたか、強く置いたかはおぼえていない」と話した。
これに河村氏は「ペットボトルは投げましたわ。(同席していた)竹上さん(裕子衆院議員が)拾いましたから。『おめえ、オレが殴ったら死ぬぞ』は間違いなく言いました。77(歳)ですから、ちょこっとばかりの(記憶違いは)ありますが、顔つきや立ち上がって拳を振り上げたのは事実でしょ」と反論し、証言は食い違った。
その後も河村氏は「とにかく拳を振り上げて、『おめえはオレが殴ったら死ぬぞ』と言って、ものすげえ顔で殴りかかってきた」と主張し、百田氏は「2メートルのテーブルがあった。殴り掛かれるハズがない。アホやな」とあきれ返り、「『どつくぞ』と言ったら河村さんは『どつくのは良くない』と言ってきたので、『ホンマにどつくか。ワシが殴ったらえらいことになるぞ』と言いました。死ぬぞとか殺すとかは言っていない」と話し、社会学者の西田亮介氏は「関西弁ですね」と方言でのニュアンスの違いを指摘した。 その後も両者は選挙や政治資金の流れをめぐって、バトルは続き、有本氏は「こんな愚痴をぶちまけて、何の得になりますか?」と河村氏を諭す異例の展開となった。

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