ボタン間違え救急車3分遅れ 84歳死亡で消防が謝罪 京都

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乙訓消防組合消防本部(京都府長岡京市)は6月29日、119番通報を受けた際に職員が端末の操作をミスし、救急出動が約3分遅れたと発表した。搬送した高齢者は病院で死亡し、遅延との因果関係を調べている。
【ラーメン屋で貯めた2300万円を「救急車」に】 消防本部によると、亡くなったのはデイサービス施設に通っていた向日市の男性(84)。29日午後0時45分ごろ、男性が心肺停止になったという通報を受けた警防課指令係の男性職員が、向日消防署の救急隊に出動を指令。その後、通報の電話を切る際、隣にあった指令切断ボタンを誤って押してしまい、消防署に放送が流れる前に指令が停止したという。 放送とは別に送信される指令書が消防署に届いたため、救急隊は約3分遅れで出動。同50分ごろ現場に到着し、救命措置を行ったが、男性は搬送先の病院で死亡した。 消防本部は「ご遺族や関係者の皆様におわび申し上げ、再発防止策を講じます」とコメントした。【水谷怜央那】
消防本部によると、亡くなったのはデイサービス施設に通っていた向日市の男性(84)。29日午後0時45分ごろ、男性が心肺停止になったという通報を受けた警防課指令係の男性職員が、向日消防署の救急隊に出動を指令。その後、通報の電話を切る際、隣にあった指令切断ボタンを誤って押してしまい、消防署に放送が流れる前に指令が停止したという。
放送とは別に送信される指令書が消防署に届いたため、救急隊は約3分遅れで出動。同50分ごろ現場に到着し、救命措置を行ったが、男性は搬送先の病院で死亡した。
消防本部は「ご遺族や関係者の皆様におわび申し上げ、再発防止策を講じます」とコメントした。【水谷怜央那】

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