大野埼玉県知事 水着撮影会中止の状況報告「特定の政治団体等の意見に左右された事実はございません」

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埼玉県の大野元裕知事が11日、ツイッターを更新し、プール撮影会中止についての経緯と状況などを報告した。
10日に開催予定だった川越水上公園での「フレッシュ撮影会」が8日、主催者側は「会場都合により」急きょ開催を中止。また、24~25日にしらこばと水上公園で開催予定の「近代麻雀水着祭2023」も中止となった。
大野知事は「しらこばと公園では昨年12月に詳細な許可条件を定めました」とした上で、小順策定後に開催したイベントで違反があったことから「『6月の開催中止を求めることと、今後の水着撮影会は全て中止を申し入れること』の報告がありました」と経緯を説明した。
ちなみに川越水上公園と加須はなさき公園では基準が策定されていない。しかし、埼玉県公園スタジアム課の担当者は9日、取材に対し「指摘を受けて確認した結果、淫らなポーズを禁止するなど定めた貸し出し許可の条件書違反を確認した。今後は水着撮影会への県営公園貸し出しを一律で禁止した」とコメント。これにより埼玉県の公共施設での水着撮影会は全面禁止になるのではないかとファンは危惧したのだ。
一律禁止ついて大野知事は「しらこばと公園が中止要請をした3者のうち1者については、詳細許可条件提示後に開催されたイベントでの違反が確認されなかった旨の報告を受けました。このことから、県として水着撮影については明確な許可条件が定められていない施設において、他の施設の条件を当てはめイベントを中止させること、条件策定後に違反が認められない者に対し中止させることは適切ではない旨伝えるとともに、しらこばと公園の1者と川越水上公園の3者の中止要請を撤回すべき旨を指導しました」として、ルールを守っていれば中止要請すべきでなく、狒缶牟愡澂瓩任呂覆い班縮世靴拭
混乱を招きそうなのは「違反が認められた者」「違反が認められない者」の具体名が書かれていないことだ。「フレッシュ撮影会」を急きょ中止せざるを得なくなったエーテル側は「弊社にはそういう事実はない」と否定していた。
また、今回の騒動を受け「加須はなさき公園を含めた県営3プールのルールや今後の水着撮影会の開催の在り方等については意見も募りながら、専門家を交えた検討を協会に依頼しました」と対応策を指示したと説明。
プール撮影会騒動は日本共産党埼玉県委員会や同県議団が会場の貸し出しを禁止するよう申し入れたことが発端。大野知事は「多くの方からもこの件について意見等を頂いておりますが、埼玉県、公園緑地協会として特定の政治団体等の意見に左右された事実はございません」と強調している。

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