「前方後円墳」型のお墓に注目集まる 産経ニュースの記事を受け「ユニークで面白い」「恐れ多い」「虚構新聞のネタと思った」などの声

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

産経ニュースの記事がキッカケで、10日、SNSで前方後円墳型のお墓が話題になる一幕があった。ツイッターではこの日、「前方後円墳」がトレンド入りし、続々とコメントが寄せられた。
記事は5日公開され、10日、ヤフーのトピックス(地方)で取り上げられた。福岡県新宮町にある新宮霊園が売り出した前方後円墳型のお墓の売れ行きが好調だという内容で、1200人分の区画が1年余りで900人分が契約済みになり、問い合わせも相次いでいることから、500人分が追加販売されるとしている。
お墓は、遠く玄界灘を見渡す同町の高台にあり、全体で3100人分の納骨が可能。全長53メートル、円墳部分の直径16・3メートル、高さ3・5メートルで、全体は芝で覆われ、周囲には死者の魂を鎮めるために置かれたという埴輪(はにわ)が40体ほど並ぶ。価格は1人分28万円で、7万7千円の永久管理費が必要となる。記事では、「契約者は、お墓の継承者がいない、あるいは子孫に墓守の負担を掛けたくないという方が多い。家族の在り方・考え方の変化がお墓の形にも表れてきた」という同園担当者の言葉も紹介されている。
SNSには、「アイデアとしてはユニークで面白い」「1500年ぶりのブーム到来ですか」「古墳時代の日本人に今こんなのあるって教えてあげたい」「前から前方後円墳に納骨されてみたかったんだ~」などの声。そのほかにも「お墓継承の心配もないし、何より古墳で永眠するロマン」「いいなこれ、自然の理に従っている感じ」「前方後円墳はさすがに恐れ多いなぁ」「虚構新聞のネタ記事だと思ったら、本当の話だった」などの書き込みも寄せられている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。